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河津桜まつりは〇〇しながらお花見できる!「稲取ワケありきっぷ」で早春のひとり旅に行ってきた(後編)

稲取ワケありきっぷで稲取から大島へ移動し、岡田港で運良く大島バスの臨時運行バスに乗ることができたおかげで、駆け足でしたが大島公園を楽しむことができました。

何とか帰りの臨時運行バスの時刻に間に合い、「大島公園、必ずリベンジしてみせる・・・!」そう心に決めて岡田港へ戻ると、時刻は13時。約1時間残っているので、ランチをとることに。伊豆諸島は3回目ですが、まだべっこう寿司やべっこう丼などのべっこうシリーズを食べたことがないので、今回はぜひ試したいところ。どうせただの漬けでしょ?と思いつつ、何事も経験です。

船の時間に間に合うか少しドキドキしながらしばらく待って、やっと注文したべっこう丼が運ばれてきました。失礼ながらあまり期待していなかったのですが、今まで食べたことのない味でびっくりしました。さわやかな清涼感と魚の旨味が相まって、クセになりそうなおいしさです!

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べっこう丼

船に乗る前に、ツアーの1,000円分のお土産を受け取りにお土産ショップへ。中身はもらってからのおたのしみですが、かさばらず重たくもなく、普通にうれしいお土産でした!ついで買いしたプレミアムあんぱんがめちゃくちゃおいしかったので、大島に行く方はぜひ食べてみてください。

2時間を盛りだくさんで過ごし、帰りのジェットフォイルへ。臨時バスのおかげで効率よく時間を使うことができ、動物園やあんこさんなど大島の新しい魅力を知ることができました。

稲取へ戻ると、時刻は14:30。大島から日帰りしたのにまだまだ時間的に余裕がある、ここがこのきっぷの大きな魅力ですね。稲取をもう少し散策したあと、河津桜まつりを見に行くことにします。

港からほど近い稲取の温泉街を歩いていると、海側に気持ちの良いテラスが。海の向こうには大島や利島、三宅島などの離島が見えます。のびのびとした景色を見ながら、ベンチでひと休み。

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海を眺めながら一息できるテラス

近くの文化公園という公園で足湯ができるようなので行ってみます。
稲取名物雛飾りの会場もこちらで、河津桜もちらほら咲いていてとても良い雰囲気でした。

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文化公園

足湯は屋内なので、のんびりと芯からあたたまることができ、温浴効果で疲れが吹き飛びました。足湯でこんなに体がポカポカになるとは驚きです!誰でも無料で入ることができるのもありがたいですね。元気が出たので河津へ移動して河津桜まつりに参戦します。

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文化公園内の足湯

河津駅を降りると、さすがお祭り、たくさんの人で賑わっていました。2月の3連休に訪ねたのですが、ほぼ満開。河津桜が川沿いに連なっていて、枝いっぱいにピンクの可憐な花を咲かせています。桜のトンネルになっているところや、菜の花が咲いているところなど見どころも豊富。河津川に映る桜と青空も気持ちいいです。海から川沿いに続く遊歩道に桜並木が連なっていて、近くの方はお散歩コースにもってこいですね。

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線路沿いの河津桜と菜の花
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河津川沿いの遊歩道からの景色

鮎の塩焼きやたこ焼きなどたくさんの出店の誘惑に耐えながら、川沿いの道を上流側に少し歩いていくと、稲取に続きここにも足湯スポットが!足湯をしながらお花見ができるなんて、天国ですか?稲取にもあったのですが、こちらにも脱衣所があり、タイツなどの足湯しにくいスタイルのときも入れるのがとてもありがたいと感じました。

足湯は体が冷えたときや歩き疲れたときに助かりますし、むしろ足湯しながらお花見をすることを目的に訪れてもいいですね。葉桜になっているところも少しあったので、ぜひ早めに遊びにいってみてください!

今回は、稲取ワケありきっぷのおかげで、予算を抑えて充実した日帰り旅をすることができました。いい意味で想定外の事件が多発し、結果的に日帰り弾丸旅の魅力を再確認できた気がします。日帰りは荷物が少なくて済むので預ける心配がいらず、どこでも気の向くままに移動できるため旅のアレンジが自由自在です。

伊豆大島の椿まつり、河津桜まつりと、早春のお花見まつりめぐりができる「稲取ワケありきっぷ」は2月いっぱい。寒さで縮こまった身体を伸ばして、春の空気を吸い込みに出かけましょう♪

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